トコちゃんベルトって骨盤ベルトのことでしょ?
こんにちは。
トコちゃんベルト着用指導士
三軒茶屋あおば整体院の長谷川知美です。
今日は、トコちゃんベルトと一般的な骨盤ベルトの違いについてのお話しです。
骨盤ベルト=トコちゃんベルトではない
トコちゃんベルトの着用指導をしているとたまにこんな質問があります。
トコちゃんベルトって骨盤ベルトのことですよね?
これ持ってるんですけど、これでいいんですよね?
と言われて、見せてもらうと(有)青葉のトコちゃんベルトではなくほかのメーカーの骨盤ベルトだった、ということもありました。
「トコちゃんベルト」というのは、(有)青葉さんが作っている製品の「固有名詞」なのですが、骨盤ベルト=「トコちゃんベルト」と思う人がいるというくらい、世の中に浸透しているという証拠でしょうか。
それは喜ばしいことではあるのでしょうが、もしかしたら、トコちゃんベルトではないものをトコちゃんベルトだと勘違いしている方がいらっしゃるとしたら、それは間違いだということを知ってもらわなければなりません。
トコちゃんベルトの特徴
トコちゃんベルトがほかのメーカーのいわゆる骨盤ベルトと違う点が大きく2つあります。
トコちゃんベルトの素材
ひとつは、【素材】です。
一般的な骨盤ベルトは伸縮性があり、骨盤まわり(お尻まわり)をキュッと引き締めるようなものが多いですが、トコちゃんベルトは伸縮性はほとんどありません。
イメージとしては、伸び縮みするストレッチ素材ではなく「さらし」のようなものと思ってください。
トコちゃんベルトの幅と着用する位置
もう一つは、【ベルトの幅】と【着用する位置】です。
一般的な骨盤ベルトは骨盤全体をカバーするために幅が広く作られていますが、トコちゃんベルトは幅が狭いです。(前の部分は約5cm)
また、ベルトを着用する位置ですが、一般的な骨盤ベルトは骨盤全体を覆うように幅の広いものが多いですが、トコちゃんベルトはいわゆる骨盤(腸骨)の上部(上前腸骨棘)にはかからないように着用します。
(図解:後ほど追加します)
トコちゃんベルトを着用する位置が重要
トコちゃんベルトは一見すると、頼りない印象を受けるかもしれません。
特に産後の女性で、妊娠出産で広がった骨盤を締めたい、と考えている方には「これだけで大丈夫?」と思われるかもしれませんし、もっとしっかり締めたほうが良いと感じるかもしれません。
が、これがとても大事な点で、骨盤のどこにベルトを巻くかによって、もしかしたら余計に骨盤を広げるようなことをしてしまっているかもしれません。
人間の骨格の構造が分かれば、だれでもすぐに理解できることですのでぜひ頭に入れておいてください。
これは次回の記事で詳しく解説します。
今日は、トコちゃんベルトと一般的な骨盤ベルトの違いについて書いてみました。
骨盤ベルトを持っているけど…産後の骨盤をなんとかしたくて使いたいんだけど…これってトコちゃんベルトなのかな?と思ったらぜひ参考にしてみてください。
自分が持っているのがトコちゃんベルトなのかわからない、つけ方が分からないという方はお気軽にご相談ください。